セメダイン臭

キャンティクラシコって

以前飲んだ、カステッロ ディ メレート キャンティ クラシコ。

セメダインの香りがしてて、キャンティクラシコってこういうものなのかと思ってた。

で、あれからいくつか、キャンティクラシコ飲んでみたけど、セメダインのような香りをするものはなかった。むしろ、モンテプルチアーノのようなフルーティさがあるものが多い。

てことは、あのセメダイン臭ってなんだったんだ…

ということでお勉強タイム。

オフフレーバー

そもそも、食品には、本来あるべき香りがあって、通常存在していない臭気成分が付加されたり、一部の成分の増加や減少によるバランスの変化により「通常のにおい」から逸脱しているものを「異臭」と呼ぶ。

この本来食品にない、あるいは通常感じられないにおい（異臭）のことを「オフフレーバー」と呼ぶらしい。

ワインにおけるオフフレーバーにはどんなものがあるのか。
　・アルデヒド臭
　・酢エチ臭
　・未熟臭
　・還元臭
　・酸化臭

調べてみるといろいろあるね。

今度ちゃんとまとめてみよう！

そして問題のセメダイン臭。

酢酸エチルという酵母により生成される成分があって、これが過剰にふくまれるとセメダイン、除光液のようなにおいとして、異臭としてでてくるらしい。

そもそも普通のワインでも少量含まれていて、香りにもたらす影響度はあるみたいだけど、醸造工程の中で、発酵温度が低すぎたり、発酵管理が適切でない場合に、ワインが酢酸菌に汚染され、酢酸エチルが多量に生成されることがある。

そもそも、多少は含まれてるってことは、その他のフルーティさとのバランスなのかな。
これが増えすぎるとダメです。と。

まとめ

そういう香りのワインだと思って飲んでたけど、調べてみるとちょっと違うらしい　笑

他のキャンティクラシコ飲んでなかったら、キャンティクラシコはセメダイン臭ってイメージで定着するところだった・・・

今度は、他のオフフレーバーも調べてまとめてみよう。

今まで飲んだ中にも、実は異臭をもったワインがあったのかもしれないし。